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モンテディオ山形 2023

アパレル企画

モンテディオ山形について

モンテディオ山形は、日本のプロサッカーリーグであるJリーグに所属するクラブチームの一つで、1994年に山形県山形市に創設されました。1999年からJリーグに所属しており、現在までJ1に二度昇格、2014年には天皇杯決勝、2018年にも天皇杯準決勝に進出しました。 モンテディオ山形は、Jリーグに所属するクラブの中でもホームタウン(地域貢献)活動を積極的に行っており、地域との関係を深めることに注力しています。
https://www.montedioyamagata.jp/

 

 

“山形を繋ぐ”チームウェアを通して山形を発信

チームウエア製作にあたって、“山形を繋ぐ”をテーマに掲げ、山形のものづくりを結集した取組み『Montedio Yamagata Official Formalwear』としてスタートしました。この取組みのトータルディレクションはillbeの廣瀬が務め、地元産業と手を取り合い2023年度のチームウェアとして「ジャケット」、「ニットベスト」、「パンツ」を製作しました。

 

「ジャケット」
企画・製作:illbe
生地開発:青文テキスタイル
時代を問わず普遍的なアイテムであるネイビーブレザーを、山形の伝統産業である米沢織を生地に使用して製作しました。米沢織の“ストレッチ性”という特性を存分に活かし、選手たちの体格や移動中の動きなどを配慮した作りとなっています。これにより伝統と機能を両立させた、幅広いシーンで利用できるジャケットが完成しました。

 

「ニットベスト」
企画・製作:米富繊維
別注の強撚ウェーブコットンを度詰めでしっかりと編み立てたオールシーズン着用できる素材を使用しました。ニット素材のクリーンな印象が特徴で、合わせるアイテムによってビジネス、カジュアルを問わずに着用できるシンプルなデザインです。

 

「パンツ」
企画・製作:illbe
ウエスト部分にドローコードをつけイージーパンツ仕様にし、さらにステレッチ素材を使用することで、シルエットの美しさを失うことなく快適な着用感を実現しました。選手側の視点に立ち、パフォーマンスを最大限発揮できるよう考案しました。

トータルディレクションを担当したillbeの廣瀨は現役引退後に、セカンドキャリアとしてアパレルの世界に身を置くことで山形のものづくりの素晴らしさを改めて知り、その伝統を広く伝えるべく今回の取り組みがスタートしました。各社が手を取りあいチームウェアをMADE IN YAMAGATAのアイテムで揃えることにより、選手たちが、山形のものづくりや人々の魅力を直接感じることができると同時に、地域とチームがひとつになることを目指します。地域のものづくりを発信することで、モンテディオ山形が地元山形のものづくりを未来に繋いでいきます。

 

関連各社概要

青文テキスタイル株式会社
山形県米沢市に明治10年創業、今年で146年目を迎える歴史あるテキスタイルメーカーです。丸編み機と ジャカード織機を持つ特殊な生産形態の中、長年培って きた確かな技術と努力により双方の特徴を融合させ、今回もその技術力でストレッチ性を活かした米沢織のジャケット生地を製作しました。
https://aobun.com/

米富繊維株式会社
山形県山辺町にて 1952 年に創業したニットメーカー。 自社内にニットテキスタイル開発部門を擁し、OEM / ODM / 自社ブランド COOHEM( コーヘン ) の3事業 でオリジナル性の高いニット製品の企画・生産・販売を 手掛けている。 今回はインナーのニットベストを製作。
https://www.yonetomi.co.jp

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